スペイン語留学を思い立ったら、まずは決めたい6つのことって?

スペイン語は、所詮第2外国語。英語圏の語学留学と比べたら圧倒的にマイナーですが、それでも様々な目的、理由でスペイン語を習得されたいという方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

マイナー言語ということもあり、せっかくスペイン語留学を思い立っても、『英語じゃなくてなぜスペイン語なの?』『将来性のある言語なの?』『わざわざ留学する価値はあるの?』などなど、どちらかというとネガティブな非難が付きまといがちで、諦めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

何か言語を学んでみようと思いついた時、どうせならその言語が話されている国までわざわざ行って学んでみようと思いついた時が、あなたが今、立っているのその場所から別の道を見つけ出す第一歩を踏み出すチャンスだと私は思います。

スペイン語留学でも英語留学でも、留学という体験は、失敗することでも成功することでもなく、あなたにとって貴重な体験になることは間違いなく、どのタイミングで留学しても色々な意味であなたの人生を豊かにすることは確かだと、私の経験上、断言できます。

1週間程度のスペイン旅行とは異なり、初めての短期、長期のスペイン語留学となると、思い付いた時点で様々な不安と困惑が押し寄せるかもしれませんが、実は、語学留学ってそんなに大それたことでもなかったりします。

今、スペイン語留学を考えている方、迷っている方、行きたいけれど様々な事情で諦めそうな方、そんな方々が第一歩を踏み出せるよう、そっと背中を押すお手伝いができれば…という思いでお話をさせていただきたいな~と思います。

1.スペイン語留学の目的は?

『なぜスペイン語留学をするのか?』単純な質問ですが、実はこれ、明確にしておいた方がよいのです。

スペイン語留学に限らず様々な言語の語学留学に共通しますが、『なぜ語学留学をするのか?』語学留学の目的を最初に明確にしておくのは、留学生活を充実させる上で、実は一番重要だったりします。

皆さん理由はそれぞれだと思いますが、その言語を学びたい、習得したいという思いの裏側には、必ず別の目的があるはずなんです。

その目的が明確であればあるほど留学生活を充実させる事ができ、留学のモチベーションをキープする事も出来ます。

スペイン語留学の場合よくある例としては、

スペイン語学科を専攻している学生さんがスペイン語力を伸ばすため。

スペイン語留学の後、フラメンコ留学をしたい。

スペイン料理を学ぶため現地のバルやレストランなどで働きたい。

スペイン語圏へ就職予定の方、または将来スペイン人と婚姻予定の方

スペインカルチャーが大好きで、留学中に100%スペインを満喫したい。

ワーキングホリデーでスペインへ行きたい。

などなど、皆さん様々な目的を持っていらっしゃるのではないでしょうか?

ちなみに、私の場合は、当時付き合っていたスペイン人(今の夫ですが)とその後どうするのかという選択に迫られたうえでのスペイン語留学でした。

国際結婚するのか、しないのか、人生を大きく左右する選択をしなければならなかったんです。スペインでの生活、スペイン人の性格、スペインの習慣や文化、何も分からない、何も知らない状態で、何を決め手に何を選択したらいいのか迷っていました。

当時の私は、人生を大きく左右する選択をするための情報源として、スペインを知り尽くす必要がありました。とにかく貪欲に情報を得るためスパニッシュコミュニティーにどっぷり浸かるつもりで語学留学にのぞみました。

スペイン語という言語を習得することはもちろんでしたが、スペインの習慣・文化も知る必要がありました。

さて、あなたは何を目的にスペイン語留学をしてみようと思いましたか?

その目的が明確であればあるほど、スペインでの留学生活は充実したものになると思います。

2.留学準備は、どのように進めよう?留学斡旋業者を通して?それとも自分で?

スペイン語留学を思い立ったはいいものの、『さて、どうやって留学準備をしていけばいいの?』『一体何から手を付ければいいの?』という問題にまずは、突き当たるのではないでしょうか?

大きく分けて二つの方法があります。

一つは、留学斡旋業者を通して留学準備、手配を進める。

もう一つは、自分で全て準備、手配をする。

ちなみに私は、過去にアイルランド留学とスペイン留学をしていますが、両方とも自分で準備、手配をしましたが、どっちがいい悪いというのはないと思います。

ここでは、どうせなら自力で頑張ってみようという方のお役に立つように、私の経験談も交えながら、自分で全て留学の準備と手配を進める方法を詳しくお話したいなと思いますが、最終的にはどちらの方法で留学準備を進めていくのが自分に合っているのかの決め手になればと思います。

まずは、留学斡旋業者も訪ねてみる

留学してみようと思ったものの、正直一体何から始めたらいいのかさっぱり分からないという方がほとんどだと思うんです。私もそうでした。

全て自分で、留学の手配、準備をしたいという気持ちがあっても、まずは留学斡旋業者を訪ねてみてもいいと思います。

ちなみに私は、アイルランド留学前に世界各地に語学学校を展開している語学学校の日本のエージェントへ留学相談に行ってみたことがあります。

留学を専門にしている業者だけあり、留学にあたってどんな手順で準備していくのか、留学期間によってどれくらいの費用がかかるのか、どんなサポートをしてくれるのかなど色々と参考になる情報が得られると思います。

ここで、留学斡旋業者を通した場合の利点や不利な点、留学斡旋業者を通さなくても自分でやれそうな点などを明確にしていき、自分に合った留学準備の方法を選択するのがよいでしょう。

留学準備のガイドブックを参考にする

次に留学についての専門書、ガイドブックなどを参考にしてみましょう。

私が留学斡旋業者を訪ねてみて正直最初に思ったのは、『留学って結構費用がかかるんだ~』『語学学校って結構高いな~』ということでした。

当時の私は、『どうせ語学留学をするなら、話せるようになりたい!!』そのためには、最低でも1年間の長期留学は必要だろうなと漠然と思っていました。

1年間の長期留学は、けっこうまとまったお金が必要だということが留学斡旋業者を訪ねた事で分かり、なるべくお金をかけないで、なるべく安く留学する方法はないものかと思い、たどり着いた答えが『全部自分で手配、準備する』でした。

ちなみに私が参考にした留学のガイドブックは、こちらです。

留学・海外留学なら地球の歩き方「成功する留学」
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スペインに3か月以上留学する場合は、学生ビザが必要となります。

長期留学を予定している場合、語学学校の手配、準備に加えスペインに長期で滞在するための学生ビザの手続きも同時に進めていく必要があるため、そういった手続きの手順やスペイン国内の語学学校情報なども詳しく載っていたので、自分で全て手配を進めるには役に立ちました。

3.スペイン語留学に行く時期と期間を決めよう!

まずは大体でいいので、スペイン語留学で滞在する期間と時期の予定を立ててみましょう。

スペイン語留学には、大学を休学して長期留学する学生さん、会社を辞めてスキルアップ、リフレッシュのために留学する社会人の方、定年後趣味で始めたスペイン語にはまってしまったスペイン好きのご年配の方など様々な方がいらっしゃると思います。

皆さんのご事情によって留学する時期はそれぞれかと思いますが、スペイン留学にあたってまずは最初に留学をする期間を決めるのには、理由があります。

スペインに留学で3か月以上滞在する場合は、学生ビザの取得が必要になってくるからなんです。

学生ビザの取得は、結構面倒ですが、これを乗り越えないと長期留学ができません。

この学生ビザを取得するのか、しないのかで留学期間が決まりますし、留学準備を始めるタイミングも異なってきます。

私が留学中に出会った学生さんで多かったのは、日本の大学でスペイン語学科に所属をしている学生さんが、1年間休学をして長期留学に来ていたり、大学の留学プログラムで交換留学生としてきている学生さんが長期留学をしていました。

あとは、大学の長い夏休みを利用して1ヶ月から2か月の短期留学をしている学生さんも夏には多いです。

仕事を辞めたのを機に留学に来る社会人の方は、リフレッシュを兼ねたケースが多く、1週間から1ヶ月間の短期留学が多かったです。

また、定年後にスペインをキャンピングカーで回っているデンマーク人のおじいさんがクラスメイトだった事もありました。

学生ビザ取得の関係で、スペイン留学を3か月以内の短期留学にするのか、3か月以上の長期留学にするのかが決まってくると思います。

それでは、次に留学する時期ですが、語学学校や大学の語学コースなどは1年中いつでも入学できるので、自分にとって都合の良い時期に留学をスタートされたらよいと思いますが、留学時期について迷われる方もいらっしゃると思います。

次に、留学時期を決めるご参考にしていただければと思い、短期、長期の留学期間によってベストなタイミングをお話してみたいなと思います。

1週間から3か月以内の短期留学を予定されている方

短期留学で多いのは、現地の語学学校に通うケースです。語学学校は、1年中いつでも好きな時に入学ができますし、いつ入学しても1、2週間の短い短期留学でも授業にすんなり馴染めるようなカリキュラムで授業を進めている事が多いのでs語学学校の場合は、いつでも自分の都合にあわせて入学時期を決められます。

語学学校に関しては、ベストな時期というのは特にないのですが、気を付けた方が良さそうな時期を強いて言うならば、7月8月の夏季のシーズンでしょう。

7月8月は、夏休みを利用して語学留学に世界各国の学生さんがやってくる時期です。小さな語学学校だと1クラスの人数もぐっと増えます。また、夏は留学生が多いということで、夏季シーズンにはエクスカーションを企画する語学学校もあり、夏は色々とイベント事も多くなります。

夏季シーズンの語学留学は、避けた方がいいのか?それともあえて夏季をシーズンを選んだ方がいいのか?

それは、留学の目的にもよるでしょう。

夏季シーズンには、1クラス当たりの学生が多くなるため、授業の進み具合やクラスの雰囲気に少し影響が出ることもあります。普段は、先生と生徒の距離感が近くアットホームな雰囲気が売りな語学学校もこのシーズンは、ちょと別な雰囲気を醸し出すこともあるでしょう。

次に、大学内の外国人向け語学コースに通う場合のお話をしてみたいと思います。

大学の語学コースも基本的にはいつでも入学できますが、長期留学ではなく、短期留学で大学の語学コースに通う場合は、少し気を付けたい点があります。

まず最初に言ってしまいますが、1週間から1,2ヶ月の短期留学で大学の語学コースに通われたい方は、夏季シーズンを狙った方が良いでしょう。

と、いうのもスペインでは、大学のコースがスタートする時期は9月で、大学内の外国人向け語学コースも9月スタートの大学がほとんどでしょう。

9月スタートの留学生向けの語学コースは、授業のカリキュラムもしっかり1学期、2学期、3学期と3ヵ月単位で組まれていて学期ごとにテスト期間もあったりします。

また大学の語学コースは、授業内容もかなりアカデミックで、スペイン語の文法は、しっかり一から学べることはもちろん、スペイン語という言語の授業だけでなく、スペイン美術史、スペインの歴史、スペイン文学、文化、地理などなど….とにかく言語以外の授業もあったりします。

9月スタートの大学の語学コースに通う留学生は、3か月以上1年以内の長期留学をしているケースがほとんどです。

と、いうわけで大学の語学コースに9月以降にうっかり途中から入学してみたはいいものの、授業に全くついていけない(泣)・・・なんてことになったりもします。

その代わり、7月8月は大学の語学コースも夏期コースになり、1,2週間~1ヶ月単位の短期で留学する学生向け夏期集中コースといった感じで、9月スタートの長期コースと比べるともう少し気楽な感じで受けやすいと思います。

また、大学のコースでも夏季シーズンは、週末に近郊の町を訪れるエクスカーションなども企画されたりします。

短期留学で大学へ行きたい方は、7月8月の時期を狙って夏期コースに通うのがおすすめです。

1,2週間という短い期間だからとにかく留学生活を充実させ、楽しみたいという方、1,2週間という短い期間だからとにかく集中してスペイン語の語学力を伸ばしたいという方、スペイン語習得だけじゃなくグローバルに異文化交流もしてみたいという方、留学の目的も様々だと思います。

夏のスペインは、イベントやお祭りごとが多い時期なのでスペインでの滞在を楽しむのが第一目的な方は、イベント事や学校の行事も増える夏季シーズンはベストな時期でしょう。

ですが、短い期間にとにかく集中してスペイン語を学びたいという方は、夏季シーズンは避けた方が良いかもしれません。

3ヵ月以上の長期留学を予定されている方

語学学校に3か月以上の長期で留学する場合、どのタイミングで入学するのがベストなのか?語学学校に関しては、特にベストな時期というのは、無いと言ってしまってよいでしょう。

と、いうのも語学学校には短期留学する生徒がほとんどの為、学校のカリキュラムもどのタイミングでも入学しやすいようになっている語学学校がほとんどだからです。

語学学校に長期で在席していると、途中から希望者を何人か集めてDELEスペイン語検定試験対策クラスができる事があります。

基本的に、DELEスペイン語検定試験対策クラスは、常にあるわけでなく、希望者数や試験のタイミングに合わせて、数か月前から必要に応じて語学学校が企画することが多いので、スペイン滞在中に試験も受けてみようと計画している方は、語学学校に問合せてそのタイミングに合わせて留学をスタートさせるというのもありだと思います。

また、長期留学で大学へ行きたい方は、9月スタートの長期コースに通うのがおすすめです。

大学内にあるの外国人向け語学コースは、かなりアカデミックです。スペイン語を一からちゃんと勉強したい方やスペイン語以外のスペインの文化、歴史、地理、時事問題なども勉強したい方には9月からの長期コースへ通われるのをお勧めします。

私もそうだったように、スペイン語を一からちゃんと勉強したいけど、自分のスペイン語レベルでは、そんなアカデミックなコースを受ける自信がないという方もいらっしゃると思います。

そんな方には、私が取った方法ですが、9月からの長期コースが始まる前の夏期コースに1ヶ月位通ってみるというのもありです。

大学の夏期コースは、1週間単位で始められるカリキュラムになっていることが多い為、授業内容もそれほどアカデミックではなく、もっと気軽に学べるコースになっているからです。

長期コースが始まる前にちょっと慣れておきたい方や少しでもレベルアップしておきたいという方には夏期コースに少しでも通っておくと9月からの長期コースに少しでも自信を持ってのぞむことができるのではないでしょうか?

ちなみに私は、大学の語学コースと語学学校と両方でそれぞれ1年近くの長期留学を体験しました。私個人の意見では、1年近く長期留学を考えていらっしゃる方には、大学の語学コースへ通われるのをお勧めします。

その理由は、こちらの記事⇒『大学の語学コースについて』でお話ししていますのでご参考にしてください。

4.スペイン語留学のための学校選び

どれくらいの期間スペインに滞在したいのかがなんとなく決まったら、スペイン語留学を意味あるものにするためにも次に重要になってくるのが学校選びでしょう。

スペイン語留学には、次のことをポイントに学校選びをすれば、よい学校選びができるのではと思います。

1.大学の語学コースか語学学校かどちらでスペイン語を学びたいか?

2.各学校のコースの内容と料金を比較してみる。

3.スペイン国内のどの地域に位置している学校に通いたいのか?

と、いっても決め手がなければどうやって行きたい学校を絞って決めるのか分からないと思います。もう少し学校選びに役立ちそうなお話を詳しくしてみたいと思います。

あなたの学校選びの決め手になればよいなと思います。こちらの記事もご覧ください。⇒スペイン語留学、学校選びに迷ったら

5.スペイン語留学での滞在方法は?

スペインでの留学期間、語学学校も決まったら次に考えなくてはならないのが、現地で滞在する方法です。語学留学の場合は、選択肢としては次の3つのケースがあるでしょう。

スペイン人ファミリーの家にホームステイ

初めての語学留学なら最初は、ホームステイがやはりおすすめです。全く知らないファミリー、それもスペイン人ファミリーと一緒に生活するなんて~と、最初は緊張してしまうかもしれませんが、もし海外で初めて生活をするならば最初のステップとしてホームステイはやはり心強いでしょう。

最初はスペイン語をうまく話せなかったり、理解できなかったりして、うまくホストファミリーとコミュニケーションが取れないとしても、ホストファミリーは、それを分かったうえで留学生をサポートするつもりで受け入れてくれています。

留学したての頃は、周りとうまくコミュニケーションが取れないことで孤独感に陥りがちです。言葉の壁や文化の違いに大きなカルチャーショックを受けたり、とにかく何かにつけて不安になりがちな最初の数週間~数ヶ月は、言葉の壁があっても受け入れてくれるホストファミリーの存在は大きく、海外での生活に慣れるまでは、ホームステイで過ごすのが安心感を得るという意味でもやはりおすすめです。

ちなみに私が初めて留学したのは、スペインではなくアイルランドでしたが、最初の3か月をホームステイで過ごしました。初めての海外生活に慣れるまでホストファミリーと過ごしたことで、それほど大きな不安に陥ることもなく比較的スムーズに留学生活をスタートできたと思っています。

ただ、ホームステイは留学したての最初の数週間~1,2か月までは順調なのですが、その頃が過ぎると海外生活にも慣れてきてだんだんとホームステイしていることに窮屈感が生まれてきます。

留学生を受け入れるホストファミリーは、留学生を受け入れる事に慣れてはいますが、それでもやはりホストファミリーそれぞれに家のルールもあり、そういったことがだんだんと煩わしくなってきたりもします。

そう感じた始めたら次のステップに進んでみましょう。⇒ピソ(アパート)を探して学生同士でシェアする。

またホームステイは、良いこともありますが気を付けたい点も実はあります。

通常ホストファミリーは、学校の審査があり選ばれたファミリーが留学生を受け入れているはずですが、中には商売っ気のあるホストファミリーや、ただ単に相性が合わないホストファミリー、自分の条件に合っていないホストファミリーに当たってしまう事もあります。

お金欲しさに商売としてホストファミリーをしている感のあるファミリーは、必要最低限の対応はしてくれますが、ホスピタリティに欠けていたり、小さな子供やペットがいる家は避けたいと伝えたにもかかわらずその条件が満たされていなかったり、ただ単になんか相性が合わないといったネガティブなケースに遭ってしまうこともあるでしょう。

そんな時、日本人は大半が我慢をしてしまいます。気を悪くしてしまうのではという気持ちが先走り、ホストファミリーを斡旋してくれた語学学校にはっきりと相談できなかったりします。

もしそんなケースに当たってしまった場合は、絶対に我慢をせず別のホストファミリーに変えてもらうようになるべく早く語学学校に相談しましょう。

我慢することが美徳の日本文化では、ついつい相手の事を考えてしまい我慢してしまいがちですが、海外、特にスペインでは我慢は禁物と言ってもいいくらいです。

スペインでは、個人個人かなりはっきりと意見を主張する国民性があります。スペイン語には、日本語のようにあいまいな表現もなく、またスペイン人は、日本人同士なら理解できるそのあいまいさを理解することができません。スペインでは、Si o No(イエスかノー)の返事しかありません。

自分の意見を主張することや、イエスかノーかはっきり返事をすることは、スペインでは決して悪いことではありません。逆にそうしない事で相手を困らせることになったり、誤解され状況が悪化することさえあります。

ですので、最初は言葉の壁もあり、自己主張がなかなかできないとしても、せめてイエスかノーだけは、はっきりと主張することをおすすめします。

また、ホームステイで過ごす方法は、他の2つの方法と比べると費用も高い為、高いお金を払っているにも関わらず、我慢が必要なホストファミリーに当たってしまったら、やはり迷わずすぐ学校に相談し対応してもらうのが賢明と言えます。

学校の寮に入る。

語学学校にはないパターンですが、もし大学の語学コースに行く場合は、大学が学生寮を持っていることがあります。

ホームステイに抵抗があったり、自由に自分のペースで留学生活を楽しみたい場合、スペイン人の大学生と知り合いになりたい場合、学生寮に入るという手もあります。

自分の身の回りのことは全てしなければならない為、料金的にもホームステイに比べるとかなり割安です。大学の語学コースに長期留学する場合、留学生活に慣れる最初の数ヶ月を学生寮で過ごすという方法もあります。

長期留学となると気になってくるのが、長期留学費用、生活費、交際費などなど・・・やはりお金の心配が付きまといます。なるべく安く滞在費を済ませたいというのが皆さん本音だと思います。

最初は学生寮で過ごしていたけれど、留学生活にもだんだん慣れてきた数ヶ月後に次のステップに進んでみても良いと思います。⇒ピソ(アパート)を探して学生同士でシェアする。

ピソ(アパート)を探して学生同士でシェアする。

3か月以上の長期留学をする場合、最終的に落ち着く滞在方法がピソを探して友達同士や学生同士でシェアするパターンでしょう。スペインでは2部屋から3部屋あるアパートをピソと呼びます。

大学のある都市には、学生向けに賃貸するピソが大学周辺に多くあります。通常スペインのピソは2部屋から3、4部屋あるタイプが多く、それを学生同士でシェアするパターンが一般的です。

家賃や光熱費もルームメイト同士で割り勘することができるため、滞在方法としては経済的に一番エコノミーな方法でもあります。

留学生活に慣れ始めた3か月後位からシェアするためのピソを探したり、ルームメイトを探したりすると良いでしょう。

でもどうやって探したらよいのか?大学の語学コースに通っている場合は、比較的簡単に探せます。

大学内には大体掲示板があり、何かのイベントの宣伝やルームメイト募集、学生向けピソの賃貸情報などが張り出されていたりします。まずはそういった掲示板をあたってみる方法もあります。

また、留学生活も3か月を過ぎるころには、交友関係も広がり始める頃です。気の合う友達とシェアできそうなピソを探しても良いですし、友達伝たいに誰かがルームメイトを探していないかなどの情報をあたってみる方法もあります。

学生同士のルームシェアは、ルームメイト誰もが家賃や光熱費を割り勘したいため、ルームメイトの誰かが一人でも抜けると分かった時点で必死になって次のルームメイトを探します。その為、シェアするためのピソを探しているということを交友関係内に日頃からアピールしておくと割とすぐに情報が入ってくるということもあります。

私がスペインに語学留学していた時代は、もうかれこれ10年以上前で、なんでもかんでも最先端な日本とは5年ほど差があるのでは?と感じるスペインでしたが、それでも、もちろんインターネットは普及していました。

ただ、今ほど何でもかんでもインターネットに頼るという時代ではまだなく、ピソ探しも新聞に掲載される賃貸情報から探している学生もいました。

でも、もしかしたら今でもそんなアナログな家主がいる可能性もあり、新聞に掲載される賃貸情報で探す方法もスペインではまだ健在かもしれませんが、ここでは、スペインでの賃貸物件探しで一般的な賃貸のピソ探しのサイトを下記にご紹介したいと思います。

学生が多く集まる大学都市では、賃貸物件の備考欄に『Para estudiantes (学生向け)』という注釈のある学生向けのピソも掲載されていたりするので、こういったサイトで今は賃貸物件が探せるのは便利です。

スペインの賃貸物件サイト:fotocasa(英語)

6.スペイン語留学費用準備、どこから捻出する?

短期にしても長期にしても留学って一体いくらかかるの?語学留学をしてみたいな~と漠然と思い付いた時、一番最初に気になるのがやはり留学費用でしょう。

留学中は、現地で働くことが目的でない為、留学ビザで労働が許可されていても就労時間が数時間と限られています。また、現実問題としてスペインで仕事を探すのは容易ではなく、バルのウェイターなどの仕事が例え見付かったとしても時間給はかなり低く、限られた時間での労働で得た給料が留学生活の足しになるとは到底思えません。

また、長期留学の場合は、学生ビザの申請時に現地で生活する際の経済能力を証明する書類の提出も必要なことから長期留学の際は、特にまとまった留学費用が事前に必要なのは明らかです。

留学費用をどこから捻出するのか?方法としては下記の3つの方法があげられるのではと思います。

 貯金から

短期留学を考えている方は、おそらく貯金から留学費用を捻出する方がほとんどなのではと思います。また、社会人になってから長期留学をする方もこのパターンではないでしょうか?

私の場合もこのパターンでした。語学留学は特に長期留学となると、面倒な学生ビザの手続きが必要な準備期間から、それを経ていよいよ念願の留学生活がスタートしてからも自分の意志との戦いであったりする為、ちょっとやそっとでへこたれるわけにはいきません。

そこで私は、留学に関しては特に経済的なサポートを両親からは得たくないと思っていました。社会人になってから何年も経っていましたし、実際これ以上の経済的サポートを受けるわけにもいかなかったという現実問題もありましたが、自分の貯金を使って留学することで誰にも甘えられないという状況をわざと作りました。

語学留学の第一の目的は、その言語を習得することです。わざわざ海外まで行ってその言語を勉強するのであれば、最低でもその言語を理解し、話せるようにならなければ行く意味がないし、とにかく話せるようにはなりたいと私は思っていました。

私も、できればなるべく早く、若いうちに留学したいという思いはありましたが、自分の力で全てを準備し留学に望みたいと思っていた私は、とりあえずは就職をし留学資金を貯めることにしました。

そのため、留学資金を貯めるのに時間がかかってしまったこともあり、私が初めて長期でアイルランドへ語学留学をしたのは25歳、そしてその後またもや長期でスペイン語留学をしたのは30歳の時でした。

一般的な意見からしたら25歳や30歳で長期の語学留学なんて遅すぎない?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも海外の語学留学に限っては、人それぞれなかなか簡単には出発できない様々な事情があると思うんです。だから人それぞれ行けるタイミングがいつであってもそれは大した問題ではなく、重要なのは、とにかく留学してみること、行ってみること、ではないかと私は思っています。

でもこれは、あくまでも私個人の考えで、万人の方に通用するとは思いませんし、また私のような考えでないと海外留学に望めないというわけではもちろんありません。

ご両親の援助が受けられる環境にある方は、ご両親の援助をお受けして海外留学にのぞむのも、もちろんありだと思います。

ただ、海外に語学留学をしていると様々な事情で海外に留学することになった学生と出会います。

私の体験談になりますが、アイルランドに留学していた頃、私はある外国人の女の子とルームシェアをしていた時期がありました。

20歳の彼女は、母国では大学を中退してアイルランドへ語学留学していました。もちろん生活費、学費全ての留学費用をご両親の仕送りに頼っていました。

ご両親から毎月決まった額の仕送りがある彼女は、最初の頃はその仕送りで生活をし、学費を払い、残りはお小遣いで友人との交際費に充てていましたが、だんだんと仕送りされる額の大半を交際費に充てるようになり、生活費が払えなくなっていきました。

仕送りのほとんどを交際費に使い切ってしまい家賃が払えない彼女は、何度もご両親に再び仕送りをお願いする月が増えていきました。

週末になると、ベロンベロンに酔っぱらって、深夜に何人も酔っぱらった友人をつれて帰宅することもあり、ルームメイトだった私も我慢の限界を超えることも度々ありました。

今思えばそれもいい思い出ですが、ここで私がお伝えしたいのは、海外留学には落とし穴もあるということです。社会人経験があり、自分の貯金を使って留学にのぞんだ私とは、海外留学に対する姿勢がそのルームメイトとは明らかに違っていました。

ルームメイトの彼女と色々話をするうちに後から分かったことですが、彼女は母国でも大学生活がうまくいかず中退してしまい、見かねたご両親が留学させたようでした。

また、アイルランドには彼女のお兄さんも留学していたことから、最初のうちはお兄さんが保護者となって彼女の面倒を見ていたので、留学生活も順調の様だったのですが、お兄さんが帰国してしまうと、寂しさもあり彼女はだんだんと語学学校のお友達との付き合いが大半を占めるようになり、だんだんとお酒におぼれていくようになっていました。

アイルランドにはパブも多く、私も留学時代は、アイリッシュミュージックを楽しみに、夜はよくお友達とパブに出かけ、ギネスを片手にナイトライフを楽しんだこともありました。

アイルランドでパブに行くのはアイリッシュ文化に触れたり、英語力を実践で試すという意味でもとても楽しい経験なのですが、私のルームメイトは、その楽しさで自分の寂しさを埋めるようになっていってしまったのではと思います。

また、定期的に仕送りされるお金は、彼女にとっては留学の為のお金ではなく、寂しさを埋めるための物になっていってしまいました。

社会人経験のない若い学生さんで、お金は月々自動的にご両親から仕送りされ、留学も自分の意志ではなくご両親の意思でしていた彼女は、何の為に留学をしていたのかな?と思います。

貯金を使って留学していた私は、自分の意志で財布のひもを締めたり緩めたりのコントロールができましたが、彼女のように限りなくご両親からの援助のある学生さんの場合は、甘えが出てしまっても仕方がないのかなとは思いますが、それでも何のために留学しているのかは、やはり忘れてはいけないと思います。

海外留学は、解放的で誘惑も多く、留学の目的を忘れてしまった時点で、留学にありがちな落とし穴に落ちて行ってしまう人もいます。自分の意志を強く持って、目的を見失わないようにすることも大切です。

 海外留学のための奨学金制度から

奨学金制度は試験があったり、年齢制限があったりと色々な制限がある為、全員が全員受けられる制度ではなく狭き門であったりします。でも学生時代の間に海外留学を考えていらっしゃる方にとっては、トライしてみる価値はあるでしょう。

奨学金制度に関して詳しい関連サイトをご紹介しますので、ご検討されても良いかもしれませんね。自分にあった奨学金制度をまずは検索してみることから始めてみてはいかがでしょうか?

日本学生支援機構が運営する海外留学についての情報サイト:海外留学支援サイト

海外留学ローンから

私のように、社会人を経験してから留学する人よりも学生のうちに語学留学を望む方が、おそらく大半でしょう。

語学力があれば就職に有利だからという理由で就職する前に語学力を伸ばしておきたいと考えている学生さんは多いと思います。

私がスペインの大学の語学コースに留学していた時のクラスメイトで、日本の外語系の大学を休学して1年間の語学留学をしている日本人の女の子がいました。

現役大学生の留学生の場合、ほとんどはご両親の援助で留学しているパターン、もしくはとても優秀な成績で在席中の大学から交換留学生として留学しているパターン、奨学金を受けているパターンが一般的ですが、クラスメイトだった彼女は違っていました。

彼女は、ご両親から留学費用の援助を得ることができなかったため、その当時郵便局の学資ローンを借りて語学留学していて、そのローンは就職後月々返済していく制度になっていると彼女は言っていました。

※彼女が借りていたという郵便局の学資ローンのお話は、2004年度のお話で今現在(2019年)も海外留学向けの学資ローンが存在するかは未確認です。ご興味のある方は最寄りの郵便局でご確認くださいね。

『若いのにしっかりしてるな~』と、思ったのを今でもよく覚えています。

と、いうわけでお金がなければ留学できないというのはただの言い訳で、本当に留学したいと思ったら彼女の様になんとか留学する方法はあるのです。

お金がないからとかビザ取得が大変だからとか、色々と諦めそうになる留学準備ですが、最初に述べました『なぜスペイン語留学をするのか?目的は何なのか?』を明確にしておくと、途中で諦めることなく、必ずあなたが望んでいる留学ができると私は思っています。

最近は、海外留学もかなり一般的になってきているため、様々な金融機関で海外留学を支援する教育ローンがあるようです。私もあまり詳しくはないので、ローンについては詳しい説明ができませんが、そんな方法もあるんだということを知っておかれても良いかもしれませんね。

日本最大級のローンデータベース『イー・ローン』なら、様々な金融機関の海外留学の為の教育ローンの検索もできるようです。留学資金がないからと諦める前に、ご自分にあった教育ローンがあるか検索してみても良いかもしれません。