スペイン在住者がお伝えします! リアルな冬の気候と特徴(11月~2月)

“情熱の国 スペイン”に冬なんてあるの!?スペインって一年中暖かいんじゃないの?と思われている方って結構多いんじゃないでしょうか?

スペインと言って誰もが思い浮かべる物と言えば“フラメンコ”や“闘牛”ですよね。全身を使って情熱を表現するフラメンコの発祥は、スペイン南部のアンダルシア地方。

確かに、アンダルシア地方は一年中温暖な地域です。夏は猛烈に暑く、厳しい冬は存在しません。おそらく、私達日本人が抱いているスペインのイメージと言うのは、ほとんどがスペイン南部のアンダルシア地方の特徴だったりします。

スペイン国内には情熱とはほど遠い、冬に厳寒な地域もあります。

そういった誤解を解くためにも、実際スペインに10年以上住んで分かったリアルなスペインの11月~2月にかけての冬の気候の特徴をお伝えできればと思います。

スペインの11月~2月の気候の特徴

●温暖な地中海性気候といっても冬はそれなりに寒いです。

地中海性気候の影響があるスペインでは寒さは無縁かと思いきや、冬場はかなり寒い地域もあるという事を実はご存じない方って結構いらっしゃるのではないでしょうか?

かく言う私も実は、スペインに住むことになるまでそれを知りませんでした。それどころか、スペインは冬でも温暖だと思い込んでいたために冬場かなり寒い思いをすることになりました。

確かに、スペイン国内には冬場でも温暖な地域もあります。それについては下記の地域別 スペインの11月~2月の気候の特徴のところで詳しくご説明させていただきたいなと思います。

ここでは、“冬のスペインは意外と寒い”という事を11月~2月の間にスペインに滞在される方には知っていただきたい点ですね!!

●空気が乾燥している。

冬のスペインの国土は、全体的に空気が乾燥していると言ってもいいかもしれません。ただ、北大西洋に面したスペイン北部の地域は一年中雨が多い地域の為、冬場でも湿度があります。

この乾燥した空気のせいで、11月~2月の間にスペインに滞在する方は少し注意が必要です。

スペイン内陸部は11月~2月の間はかなり寒く、外気が乾燥しているうえに室内は暖房がかなり効いていているため、外にいても室内にいても空気が乾燥していてすぐに喉をやられてしまいます。ウィルスも発生する季節になるので喉からくる風邪や咽頭炎に注意が必要です!!

日本であれば一年中使い捨ての紙マスクがドラッグストアなどでいつでも気軽に手に入りますが、スペインではマスクを使用する習慣や風邪予防の習慣などが日本ほど徹底されていない為、冬の風邪やインフルエンザが流行るシーズンでも花粉症シーズンでも日本で簡単に手に入るような紙マスクはどこに行っても手に入りません。

スペインのFarmacia(ファルマシィア)と呼ばれる薬局では、使い捨てのマスクが購入できますが、日本のようなお手軽な紙マスクではなく、同じ紙製でも固く、また口全体を覆うように半円の形をした立体的なマスクで見た目もかなり大袈裟なマスクしか販売していないようです。

11月~2月の間にスペインを訪れる方は、念のため日本から使い捨て紙マスクを数枚持参するといいかもしれません。

日本では、冬の風邪&インフルエンザシーズンにはマスクをしたまま外出する人をいつもの冬の風景として目の当たりにしますが、スペインでは通常マスクを使用する習慣がない為、マスクをして外出するとかなり目立ってしまいます。目立つだけならいいですが、場合によっては深刻な伝染病に感染している患者と思われてしまうこともあります。

日本から持参したマスクを使用する場合は、夜寝る時などに喉の乾燥を防ぐために使用するなど、なるべく室内での使用にとどめておいた方がいいかもしれません。

私は以前、スペイン国内でも寒さの厳しいカスティーヤ・イ・レオン地方に住んでいた事がありますが、冬の間は暖房による室内の乾燥にたびたび悩まされることが多く、咽頭炎も何度も経験しましたが、日本から持参した使い捨て紙マスクがとても重宝しました。

●雪が降る地域もあります。

情熱の国 スペインに雪?それは、異常気象だから?と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?スペインの気候については誤解が多いのですが、冬には毎年雪が降る地域もあります。

また、北からの寒波の影響で豪雪にみまわれ、雪で孤立してしまう町がニュースになったり、日本の東北地方を思わせる様な豪雪地帯もスペインはあったりするんですよ~

特にどの地域に影響があるのかと言うと、主にはカスティーヤ・イ・レオン地方やアラゴン地方でしょう。これらの地域は冬の間はかなり寒く、外出時には完璧な防寒対策が必要です。冬の間は気温もマイナス1度、マイナス2度なんてこともしょっちゅうです。

以前、カスティーヤ・イ・レオン地方に住んでいた時の冬の私の服装はというと、まずは下着は2枚重ね、その上にタートルのTシャツを着てその上にセーター。下は分厚いタイツをはき、その上に靴下もはいて、寒いのでパンツスタイルがほとんどでしたが、スカートの時はもちろん膝までのブーツ。

外出時はその上に膝まであるダウンの長めのコートを来て、頭には毛糸の帽子そしてマフラー、手袋は必需品!!

どこから見ても完璧な防寒ですが、それでも太陽が出ているお天気のいい日に出かけても寒すぎてだんだんと足が冷え始め、足先が痛くなる事もありました。

とにかく、11月~2月にこれらの地方に滞在予定の方は、完璧な防寒対策を!!

地域別 スペインの11月~2月の気候の特徴

スペイン北部

バスク地方、カンタブリア地方、アストゥリアス地方、ガリシア地方は、横並びに北大西洋に面したスペイン北部の地域に当たります。

スペイン北部は一年中雨が多く、その豊かな降水量のおかげでスペイン国内でも最も緑が豊な地域です。

北大西洋に面していて、なおかつ一年中雨が降っているとなると、11月~2月の冬の間はかなり寒い地域なのでは?と誤解をされやすいのですが、実はメキシコ湾流がもたらす暖流の影響で、年間を通して気温がほぼ一定で、冬でもそれほど厳しい寒さになる事はありません。

11月~2月の冬の間の気温も最高気温が14度前後、最低気温が5度前後とそれ程気温が下がる事もなく、山間部以外はスペイン北部で雪が降る事はまずありません。

ただ、スペイン北部は一年中雨の多い地域で、特に10月~5月にかけては降水量が増える時期です。また、北大西洋に面した地域は冬の間、風も強いので雨と風の影響で体感温度は実際の気温よりも低く感じるかもしれません。

11月~2月の間にスペイン北部を訪れる予定の方は、日本の冬と同様の服装で大丈夫ですが、それにプラスして防水対策も忘れずにされるのをおススメします。

コートやジャンバー類は防水加工でフード付き、靴も防水加工されたタイプの物をおススメします!!

冬場は海から吹き付ける強い風と雨で風雨になり、傘も使い物にならないこともしょっちゅうです。折り畳み傘では、この天候に対応することができません。もし普通の傘を持っていたとしても強い風雨の時は、傘も壊れてしまい結局傘を綴じる羽目になります。

スペイン北部ではそういった天候に対応するため、骨の数が多く、かなりしっかりした作りの傘が売っていますが、風が強すぎて傘がさせないことも多くそんな時、重宝するのがやはりフード付きの防水加工ジャンバーやコートと防水加工のトレッキングシューズです。

11月~2月のスペイン北部は天候的にベストシーズンとは言えませんが、年末年始の冬休みやクリスマス休暇を利用してグルメ旅行を目的にスペイン北部を訪れる方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、完璧な防寒&防水対策でスペイン北部を訪れていただければ大丈夫でしょう!!

スペイン内陸部(北部)

マドリードを中心に北部に位置するカスティーヤ・イ・レオン地方やアラゴン地方は、スペイン国内でも一番冬の訪れが早くまた冬の期間も長い、間違いなくスペイン国内で一番寒い地域です。

10月にはもうすでに冬の気候でその寒さは5月頃まで続きます。この気候の特徴をよく表したスペイン語のことわざがあります。スペイン国内で一番冬の厳しいカスティーヤ・イ・レオン地方ではよく使われることわざで、また、スペイン人がこのことわざを口にしているのをよく耳にします。

“ HASTA 40 DE MAYO NO TE QUITES EL SAYO ”

(アスタ クワレンタ デ マヨ ノ テ キテス エル サヨ)と言います。

『5月40日までは上着を脱がないで!!』という意味ですが、ちょっと変ですよね。5月は40日もありませんし。

このことわざの本意は、あまりにも長い冬をちょっと皮肉っています。5月40日は実際には6月9日を指します。普通なら6月9日はもう春から初夏にかけての気候で、そろそろ上着を脱いで夏服を着て出歩いてもいいはずですが、『6月9日までは信用できないからまだ衣替えはしないで、上着はいつでも着れる様に用意しておいてね。』と言う意味なんです。

まさしくこのことわざ通り、この地域では5月に急に寒さがぶり返しまた冬のような気候に戻る事があります。

11月~2月にかけてが一番寒い時期で、最高気温が10度以下、最低気温がマイナス5度以下になる事もある程です。

またこの地域は、毎年雪が降る地域でもあります。スペイン国内で最も雪の降る地域としてあげられる県が、ソリア県、ブルゴス県、アビラ県、レオン県と、全てカスティーヤ・イ・レオン地方に位置する県ばかりです。

11月~2月の間にこの地域を訪れる予定の方は、頭から足の先までとにかく完璧な防寒対策が必要です!!

スペイン内陸部(南部)

マドリードより南部に位置するエストゥレマドゥーラ地方、カスティーヤ・ラ・マンチャ地方の11月~2月の気候の特徴はスペイン内陸部の北部に当たる地域ほど寒さが厳しという事はないですが、それなりに寒い冬となります。

気温も最高気温が11度前後、最低気温が4度前後程です。一年を通して雨が少ない乾燥した地域なので、冬でもカラッと晴れる日も多く、日中は天気が良く晴れていたりすると冬場でも暖かいと感じる日もあったりします。

スペイン北部から内陸部の北部に当たる地域のように雨が多かったり、雪が降ったりという特徴的な気候ではないのでそれ程大袈裟な防寒対策も必要ないでしょう。

日本の冬と同じような感覚の冬支度で問題はないかと思いますが、これらの地域を冬場に訪れる予定の方は、足元を温める工夫はしておいた方がいいかもしれません。

と言うのも、ドン・キホーテで有名なカスティーヤ・ラ・マンチャ地方には、世界遺産の街 トレド、宙づりの家で有名な クエンカなどの人気の観光地があります。

また、エストゥレマドゥーラ地方には、ペルーのインカ帝国を征服したピサロなどの征服者を多く輩出した街 トゥルヒーヨ、かつての貴族の大邸宅が多く残る中世の街 カセレス、町全体がミニローマのようなローマ時代の遺跡を多く残す街 メリダなどの魅力的な観光地があり、見所いっぱいの魅力的な地域ですが、主に観光客が訪れる旧市街は中世やローマ時代の面影を残していているため張り巡らされた路地は、石畳である事が多いです。

旧市街の中を迷路のよう張り巡らされた路地は一日中日陰になっていることが多く、冬場はとにかく冷え込みます。石畳の道はかなり冷たさを吸い込み、歩いているとだんだんと足から体が冷えてきたりします。

冬場にこれらの観光地を訪れる予定の方は、通常の冬支度にプラスして厚手の靴下を利用するなどして足元を温める対策もおススメします。

ちなみに、スペインの中心に位置するマドリードの11月~2月の気候の特徴は、どの地域に属するかというと、マドリードの中心市街に関してはどちらかと言うと内陸部南部の気候の影響が強いと言えます。

最近は、クリスマス休暇を海外で過ごす方も増えましたよね。マドリードは首都だけあって、クリスマスのイルミネーションやイベントなど見所も多く、冬場にマドリードを訪れる方も多いでしょう。

この時期、夜のマドリードはかなり冷え込みます。マドリード市街のクリスマスのイルミネーションを楽しんだり、クリスマスイベントを楽しむ場合は、長い時間外を出歩くことになるので、しっかりと防寒対策もした方がよいでしょう。

寒さに耐えられなくなったら、気軽にバルに立ち寄り、ワインとタパスで体を温めたり、スペインの朝食やおやつの定番ホットチョコレートとチュロスで体を温めるのもおススメです!!

チョコレートとチュロスのお話は下記の記事をご覧ください⇒寒い時は、ホットチョコレートとチュロスで心も体も温めよう!!

マドリードでクリスマスを過ごす予定の方はこちらの記事もご覧ください⇒マドリード観光おすすめスポット クリスマス編

スペイン東部~南部の地中海沿岸地域と地中海に浮かぶバレアレス諸島

バルセロナが首都のカタルーニャ地方から地中海沿いにバレンシア地方、ムルシア地方、アンダルシア地方と続くこれらの地域と地中海に浮かぶバレアレス諸島は、5月初旬から初夏が始まり、10月下旬頃にかけて夏が終わり始めるといった感じで、夏の期間がかなり長い地域のため、冬の期間はとても短めです。

11月~2月の間は冬の期間ですが、真冬という真冬はこの地域に関しては存在せず一年中温暖なのがこの地域の特徴です。感じとしては、朝は冷えますが、お天気のいい昼間はぽかぽか暖かい日本の春先のような気候に似ていると言えます。

冬でも雨も少なく、晴れの日が多いので厚着をする必要もなく、コートやジャンバーなどの防寒具も日中は必要のないことが多いです。

それでも、朝と夜は冷えるので11月~2月の間は一応防寒具も必要ですが、コートやジャンバーの下は厚着をするのを避けるのをおススメします。と、いうのも日中になると冬場でも気温が上がり、コートの下も厚着をしていると暑くて冬場でも汗をかく羽目になってしまいます。

私は、現在地中海に面したアンダルシア地方に住んでいますが、カスティーヤ・イ・レオン地方に住んでいた時に大活躍していた首のあるタートルネックのセーターやTシャツ類はこちらに住むようになってから活躍の場を失い、タンスの肥やしになっていたので結局全て処分しました。

冬服を出す衣替えも、12月半ばに仕方なくするといった具合です。

ただ、地中海沿岸地域でも地中海に面していない内陸部の山間部は、11月~2月の間は冬の気候です。大袈裟な防寒対策までは必要ないですが、日本の冬と同じような感覚の冬支度は必要です。

例えば、冬場にグラナダやセビーリャ、コルドバなどの観光地を訪れる方は通常の冬支度をされた方がよいでしょう。特にシエラネバダ山脈の麓に位置するグラナダは冬の間はかなり寒いです。

北大西洋に浮かぶカナリア諸島

アフリカ大陸のすぐ横に位置する北大西洋に浮かんだ島々がカナリア諸島です。

スペインの国内線で気軽に行ける距離で、また気候も一年中温暖で安定しているので時期に関係なく行けるリゾート地としてスペインでも人気のリゾート地です。

中でも人気のグラン・カナリア島、テネリフェ島、ランサロテ島、フエルテベントゥラ島、その他3つの島でカナリア諸島はなりたっています。

カナリア諸島は火山の島、砂漠の島、亜熱帯の島など島によってさまざまな特色があり、訪れる島によって雰囲気も違いますが、気候は一年中安定した温暖な気候です。

11月~2月の冬の期間でも最高気温が20度~25度前後、最低気温も10度を下回る事はなく一定して温暖な気候です。

日本でいう春から初夏のような気候と感じが似ていると言えます。この時期にカナリア諸島を訪れる方は大袈裟な冬服の必要はありませんが、日本の春先から初夏にかけて着るような薄手の上着やジャケットなどはあった方がよいでしょう。

寒い時は、ホットチョコレートとチュロスで心も体も温めよう!!

chocolate con churros

スペインでは朝食や夕方のおやつにホットチョコレートとチュロスを取る習慣があります。特に寒い冬には濃厚なホットチョコレートとチュロスを出すチョコラテリアやカフェテリアが大繁盛していることがあります。

濃厚なホットチョコレートとカラッと油で揚がったチュロスは体もしっかり温まりますが、お腹もいっぱいになっておやつではなくそれがその日の夕飯になってしまうこともありますが、寒い日にはスペイン人の習慣に習ってチョコレートとチュロスを試してみるのもおススメですよ!

日本で売られているチュロスは堅めで、砂糖がまぶしてあるドーナツ感覚で食べる物が主流ですが、本場スペインのチュロスは日本の物とは全く異なります。

スペインのチュロスは細めの物と太めの物がありますが、外はカリッと揚がっていて中はしっとりとしていて柔らかく、チュロスの生地はほんのり塩味なのが特徴です。それをトロットロの濃厚なホットチョコレートに浸してチョコを付けながら食べるのがスペイン流です。

スペインでは、季節を問わずホットチョコレートとチュロスの朝食をとる習慣がありますが、寒い冬にはおやつとして夕方に濃厚なホットチョコレートとチュロスをとることもあります。

では、どこでチュロスが食べられるのかというと、Churreria(チュレリア)と呼ばれるチュロス専門店では確実に揚げたてのチュロスが食べられます。また、Chocolateria(チョコラテリア)と呼ばれるチョコレート専門のカフェテリアでもホットチョコレートとチュロスが食べられます。

マドリードでは、朝食にチュロスを取ることが多いので、マドリード市内にはあちこちにチュロスが食べられるバルやカフェテリアもありますし、中には100年以上も営業している老舗のチョコレート屋さんやチュロス屋さんなどもあります。

ではここで、マドリード観光のついでに立ち寄りやすい有名な老舗のチョコラテリアをご紹介します。甘いもので旅の疲れを癒やしたり、冷え切った体を温めるのに立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?

Chocolateria San Gines(チョコラテリア・サン・ヒネス)(日本語)

マドリードで知らない人はいない超有名な老舗のチョコラテリア サン・ヒネスは、1894年創業のマドリードで最古、またマドリードで一番おいしいホットチョコレートと評判のチョコラテリアです。

ガイドブックなどでも紹介されているので現在は、この場所を求めてやってくる観光客で列ができる程にぎわっているチョコラテリアですが、かつては、創業当時の時の自由人、文学やアートに携わる学識豊かな文化人達が好んで足を運ぶチョコラテリアでした。

店内の壁には一面にこのチョコラテリアを贔屓にしてきた有名、著名人の写真が飾られています。

なぜ、そこまでこのチョコラテリアが贔屓にされてきたのかは、このチョコラテリアが現在も変わらず当時のままのレシピで暖かくて濃厚なチョコレートを提供し続けているだけでなく、このチョコラテリアが位置しているその場所にも大きく関係しているようです。

首都マドリードの中心街にあり、またマヨール広場やソル広場の近くに位置しながら、昼となく夜となく多くの人が右往左往する賑やかさを嘘のように遮断する、まるで隠れ家のような場所がこのチョコラテリアです。

多くの観光客で常に賑わうマドリード市街中心を通る動脈的存在のマヨール通りとアレナル通りに挟まれた場所にありながら、急に細くなったある裏道に入っていくと、『え?こんなところに?』と思わず言ってしまいたくなるようなひっそりとした場所にそのチョコラテリアはあります。

今では、有名になりすぎて、日中は観光客が列を作っていますし、毎日多く訪れる観光客に対応するために店舗を広げて営業しているので、創業当時のような文化人もひっそり訪れたかった隠れ家のような雰囲気は薄れてしまいましたが、それでもこのチョコラテリアに通じる裏道はやっぱりちょっとミステリアスで、暖かいチョコレートとチュロスを楽しみにマドリード市街地の裏道を通う当時の文化人の足取りを感じる事ができる気がします。

場所:こちらの地図を参照

営業時間:1894年の創業当初より驚きの365日24時間営業

スペインで楽しめるウィンタースポーツは?

スペインで楽しめるウィンタースポーツと言えば、実はスキーなんです。情熱の国 スペインのイメージが強すぎてピンとこない方が多いと思うのですが、意外や意外、スペイン国内にはあちらこちらにかなり多くのスキー場があります。

温暖化の影響でスキー場も雪不足というニュースを毎年耳にしますが、なんだかなんだと毎年必ず北ヨーロッパの方から寒波が降りてきて大雪が降るというニュースも耳にします。

11月頃はまだ雪がないかもしれませんが、毎年ぐっと寒くなる1月2月以降ならスキーを楽しむことができるでしょう。

スキー場と言えば雪の多い北部に集中しているのでは?と思いがちですが、スペインの国土は基本的に山の多い地形で東西南北と山間部がある為、スキー場もスペイン国内全体的に点在しています。

北はガリシア地方やアストゥリアス地方から内陸部のカステイィーヤ・イ・レオン地方、マドリード、フランス国境沿いのアラゴン地方やカタルーニャ地方、そして南部のアンダルシア地方まで至る所にスキー場があるので、スペインのどの地域に住んでいてもどこかのスキー場には行けそうです。

マドリードは首都が置かれているので大都市というイメージが大きいですが、市街中心部から1時間ほど車を走らせると、マドリード県内のスキー場に行くことができます。

冬の間マドリードに住んでいる人達は、土日など週末に日帰りでスキーに出かけることもよくあります。

スペインのスキ―事情って結構気になると思うのですが、意外にもわりと盛んでスキー場も設備が充実しています。子供から大人までスキー教室が開かれていたり、レンタルスキーもあるので、あれこれ用意することもなくレンタルで済ませて気軽にスキーを楽しむこともできます。

スペインの各地にあるスキー場はそれぞれにオフィシャルサイトもあり、連休などに合わせたリフト券や宿泊などの特別価格を提供していたりします。スペインでスキーを楽しみたい方は、各スキー場のオフィシャルサイトをチェックしてみるとよいでしょう。

スペインのスキー場情報を検索するなら、スペイン観光局公式サイト(日本語)がおすすめです。ほとんどがスペイン語サイトですが、各地のスキー場情報と各スキー場のオフィシャルサイトの情報も載っていて便利です。

スペインで過ごすクリスマス&年末年始ってどうなの?

最近は、本当に海外でクリスマスや年末年始を過ごす方が多くなりましたよね。カトリックやプロテスタントの国が多い欧米諸国では、クリスマスは一年で一番大切な行事だけあって、クリスマスへの思い入れも違います。日本では味わえないヨーロッパの本場のクリスマスを一目見てみたいと憧れる方はやっぱり多いのではないでしょうか?

でも、クリスマスシーズにスペインを訪れる際は、少し日程を気をつける必要があります。

スペインだけでなく、ヨーロッパではクリスマスは宗教上特別な日の為、家族、親戚が全員集まってその日を祝福するというのが一般的です。その為、12月25日は祝日となり、スペインでは24日の夜はNoche Buena(ノチェ ブエナ)と言って家族親戚全員集まって特別な夕食を囲むのが習慣です。

スペインではお店やレストラン、観光地など24日の午後から休業又は24日25日は完全に休業するなど、この日だけは休みにしてしまう飲食店も多くあります。

日本なら24日25日は、どのレストランもクリスマスディナーの予約無では入れなかったりと外食産業は稼ぎ時ですが、スペインでは、この日家族と食事を取るのが習慣の為、休業してしまうレストランがほとんどです。

スペインに家族がいたり、クリスマスに招待してくれるスペイン人のお友達がいる場合は別ですが、そうでない場合はクリスマスシーズンにスペインを訪れてしまうと、なんだか寂しいクリスマスを過ごすことになってしまったりします。

私も若かりし頃、ヨーロッパのクリスマスに憧れていました。当時の私は、アイルランドで語学留学中でした。アイルランドに来て間もなかったので、アイリッシュの家にホームステイをしていました。

私は、追加代金を払うつもりでクリスマスをアイリッシュのファミリーと過ごし、ヨーロッパのクリスマスを体験するつもりでいましたが、クリスマスが近づくとホストマザーから『クリスマスは家族だけで過ごしたいから、近々家を出て行ってね』と言われ、途方に暮れたのを今でも忘れられません。

仕方なくステイ先を追い出された組、クリスマスぼっち組と一緒にささやかなクリスマスパーティーをして過ごしました。25日の朝、町に出てみると当たり前ですが祝日なので営業しているお店などなく、歩いている人も見かけず、まるでゴーストタウンのように静まり返っているのを見て、これが私がずっと憧れていたヨーロッパのクリスマスだったんだ~とさらに寂しさが増しました。

カトリックのスペインも同じく、24日の夜から25日は家族と過ごす一年で一番重要な日と言えます。スペイン人は冬でも積極的に外に出る人達なので25日は街がゴーストタウン化することはないと思いますが、25日は祝日でどこもかしこもお休みです。開いているのはクリスマスの日を祝うミサを行う教会ぐらいでしょう。

24日25日にスペインを訪れる方は、そういったスペインの習慣を知った上で滞在されれば、当日ショックを受けることも軽減されるのではないでしょうか?

また、冬の間スペインに語学留学をしている方は、12月半ば頃からクリスマス休暇が始まるケースが大半でしょう。クリスマス休暇に他の国へ旅行に出かけたり、日本に一時帰国する方は大丈夫かと思いますが、スペインファミリーの家にホームステイをしている方で、クリスマス期間はスペインに残る予定の方は、早めにホストファミリ―に相談しておくのが無難でしょう。

ホストファミリーの事情によってクリスマスは受け入れをしてくれる場合とそうでない場合があるでしょう。早めに相談することによって、私のようなケースを避けることができ、長いクリスマス休暇を有意義に過ごすことがきると思います。

スペインのクリスマス期間は、とても長く12月24日から年が明けて1月6日までがクリスマス期間と言えます。スペインのクリスマス事情を把握しておくとクリスマス期間の旅行の日程を決めるよい目安になります。

スペインのクリスマス事情についてはこちらの記事で詳しくお話しています。こちらをご覧ください⇒スペインのクリスマス事情

お役立ちお天気サイト

スペイン各地の一般的な11月~2月の気候の特徴をご紹介しましたが、よりリアルなお天気情報は、やはり天気予報サイトなどで確認した方がよいでしょう。

そこで、いくつかある天気予報サイトの中でも比較的情報が正確で、内容も細かく詳しいスペインの天気予報サイトをご紹介したいなと思います。

1週間ごと、1時間ごとの天気、最高気温、最低気温、風速、降水量、UV量など細かい情報が分かるので旅行プランを立てたり、旅行に持っていく服装などの準備の目安にもなって便利です。

スペイン政府が運営しているサイトなのでわりとリアルなお天気情報が確認できます。また、具体的な地名を入力するとその地名のリアルなお天気情報が確認できるのでかなり便利です。

また、スマートフォンにもアプリをダウンロードできるので、スペイン滞在中はこのアプリをダウンロードしておくとけっこう便利です。

AEMET(Agencia Estatal de Meteorologia)(英語)